グランスノアの世界

グランスノアの歴史

グランスノアに住む人々

ムーンゲート現象

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カニ山さん

「さぁて!みなさんよっといで!!
 覚醒とまどろみの狭間にある世界、グランスノア!

 そのグランスノアをオノレの足で歩いて渡った
 この希代の名料理人にして冒険者、金山さくらさんが
 ばっちり教えたるで!


ゆきちゃん


「ちょっとちょっと、さくらちゃん
 お店開いてるんじゃないんだから…





カニ山さん


「いやいや、ユキ、こないなんはツカミが大事なんや
せっかくあたしたちもアースに来れたんだから
出来よるだけぎょうさんのの人に話を聞いて欲しいやんか。
やからこうやって客寄せをするんや。



ゆきちゃん


「そうか〜。
 そうだね。ボクもアースのいろんな人と会って話しがしてみたいな。
 ボクも何かやってみようかな…
 何かかわいい服とか着たほうがいいかな?



カニ山さん


ちうか、ユキの場合、そのまんまでアースでは
 コスプレになってまうな…






グランスノアの世界

カニ山さん

さて、まずはグランスノアちう世界がどないなもんか 大まかに説明しよか?
 
 グランスノアは、アースに住むヤカラから見て、「まどろみと覚醒の狭間にある魔法の世界」といわれてんのや。
 まぁ、観念的なもんやから、ホンマのトコ、どうなっとるかなんて、わからへんのやけどな。
 とにかく、あたしたちはアースとまるっきし別の世界からきたんや。


ゆきちゃん

「そう。ボク達の世界は、アースとは全然違うの。
  ところで、「グランスノア」って言うのは僕たちの世界全体と、中央国家をさすことばなんだ。
 だから、ボク達がふつうにグランスノアって言ったときは、たいがい、中央国家の事を指すんだよ。



カニ山さん


「ちょうどええ機会やしグランスノアの国家について話しておくで。
グランスノアには6つの大陸国家があって、それぞれが『虹の橋』ちう大きな橋でつながっとるんや。



ゆきちゃん


グランスノア中央国家の周りに、農耕のノーグ・ランス、魔法国家ウィノー・グランス
 科学国家ソーグ・ランス、そしていま戦争をしているエスタ・グランスとジェネという国があるの。
 
 みんな仲良くやっているけど、ジェネだけは他の国とあんまり仲良くないんだ。
 どうしてだろう?


カニ山さん

「そやね。確かに昔世界がひっくり返るほどの大戦争をやったときもあったんやけど、
  もう1000年は経っとるし、戦争やなんてなくなったらええのんにな。

 ちなみに、あたしやパルテたちが通っとる学校があったり、
そーごはんがゲームにしたろおもておるんは、ウィノー・グランスでの話しや。
 グランスノアでは勉強したら、どなたはんでもそれなりに魔法が使えるようになるで。


ゆきちゃん


「ボクたち、旅ばっかりで、けっこうサボリがちかもしれないね・・・
 たまには戻って、しっかりお勉強したほうがいいのかなぁ・・・
 出席日数とか、大丈夫かなぁ…



カニ山さん



「いや、そのへんの事は、今はあんまり考えとうないな・・・





グランスノアの歴史

カニ山さん


「さて、ちびっと昔の話が出てきたトコロで
ここでグランスノアの歴史について
 大雑把に説明してしまおな。




カニ山さん


「今から大体2000年位前に、いっちゃん古い女神様、
 アリア様、アラーム様、アンフィニ様が誕生したといわれてんのや。
この3人が500年かけてこの世界を創造したんや。




ゆきちゃん

「アリア様とかアラーム様とかって、あの女神様だよね。
 ボクもアリア様は生で見たことがあるよ。
 キレイだったな〜。

 でも、アリア様って、そんなに昔から生きていたんだねって、
 しみじみ考えちゃうね。


カニ山さん

そやね。こないな風に、グランスノアでは世界を作った女神様がふつうの人と共存してんや。
 アースではそないなのも珍しいらしいで。

 さて、世界を作った女神様は、9人の分身の女神を作って世界を収めることにしたんや。
 トコロがえらいこっちゃ!
 アンフィニ様と一部の女神が反乱をおこしてしもたんや。


ゆきちゃん

「アンフィニ様やゼロ様みたいに、一部の女神様は
 クロマクに操られていたんだよね。



 黒幕は、女神レヴィ、最後には女神の力を捨てて、黒い龍になっちゃうんだよね?


カニ山さん


「せや。でもそれがわかるんはだいぶ経ってからや。
 ここからは戦いの歴史。
 女神様と聖戦士達が、命を懸けて戦ったちうわけや。 ぎょうさんヒトが死んでしもたし、
 女神様の幾人かも消滅してしもたんや。



ゆきちゃん

「この頃のお話が、物語として全国各地にたくさん残っているよね。
 やっぱり一番有名なのは 『盲目の少女』の物語かな?
 
 そういえばこのお話ではじめて起こったとされている
 ムーンゲイト現象のおかげで、ボクたちはアースのヒトたちと
 会うことが出来たんだね。


カニ山さん

「エライ時代やったんやろけど 今に残るいろいろな産物もできたゆうわけやね。
昔のヒトに感謝せなあかんな。

 そないな時代も今から1000年ほど前、聖戦士ジャスティが
黒龍となりよった黒幕の女神レヴィを打ち倒し 戦争の時代は終わったんや。


ゆきちゃん



「そして、緩やかな平和を経て、今に至る…っていうところかな?
 早足だったけれど、アースのみんなにも、
 ちょっとはグランスノアの歴史がわかってもらえたかな?



カニ山さん


「まぁ、わからへんようなことがあったら、ウチの学校、ウィノーグランス魔法学園の
図書室にでも行ってみるんやな。
そーごはんがウラでコソコソ製作中のゲームの中で、
アースの人でも行けるようにしてくれはったようやしな。



ゆきちゃん



「おおっ!さくらちゃん!何気に宣伝を入れるなんて なかなかやるね!!






グランスノアに住む人々

ゆきちゃん


「さくらちゃん、なんだか、ボクの頭の辺りをジロジロ見る人が
 たくさんいるんだけど・・・
 なんだろう?髪形がおかしいのかな?
 それとも、頭に何かついてるのかな?



カニ山さん


「ははは、そらしゃあない。アースにはケモノビトは一人もおらへんのやから。
 そないな耳のヒトは、一人もおらへんんやろうな。

 



ゆきちゃん


「そうなんだ。アースには人間しかいないって言うのは
 本当だったんだね。

 グランスノアには、キミたち人間のほかに
 天使族や悪魔族や、ボクみたいなケモノビトっていう、別種族のヒトが
 一緒に暮らしてるんだよ。

カニ山さん


「さっきの話の女神様、森に行くと妖精なんかも見かけるな。
あんまり見かけへんけど、死人(しびと)とか天魔とか、
考えたらキリがあらへんかも。




ゆきちゃん


「でね、種族としての『悪魔』とかはあるけど、だからといって
 けっして邪悪な存在じゃないの。
 ルルちゃんも悪魔だけど、全然悪くないもんね。
 同じ人間でも、良いヒトと悪いヒトがいるみたいなもんだと思うの。



カニ山さん


「どこでもそないなんは同じことや。

そやけど、グランスノアの場合、いまんなってもレヴィの邪悪な瘴気の
影響を受けとるヒトもジェネにはおるみたいやな。
今、エスタで戦争をやっとるのが、そないなヤカラやね。


ゆきちゃん


「・・・あのね、さくらちゃん。
 ボク、アースに来れて、本当に良かったな。





カニ山さん


「???
 どうないしんたん?、いきなり・・・





ゆきちゃん


「うん。 ボクが生まれたところは、ボクみたいな混血はサベツをうけてたから、
 みんなに見られても、いやな顔をされることはあっても、
 こうやって見て微笑んでくれることはなかったから、
 はずかしいけど、ちょっとだけうれしいかも・・・



カニ山さん


「そうか。 よかったな。ユキ。






ムーンゲート現象

ゆきちゃん


「ムーンゲート現象はボクたちがアースにやってくるために使う手段だよ。
 コレを使って、アースとグランスノアの間を行き来しているの
 …といっても、まだ研究は始まったばかりで、
 いつでも使えるって言うものじゃ、ないんだけどね。



カニ山さん

「最初にムーンゲート現象が発生したんが、 戦争中、一人の少女が発生させた…ちうことになっとるな。

この現象を研究して、最初の実働試験に選ばれたのが、パルテやったちうわけや。
アースでは、「ペルソナ」って言われてるらしいんやけどな。
今はひと干渉計画も段落して、研究が進められてるっちう所やな。


ゆきちゃん


「なんかね、そーごさんが『ゲーム内でもムーンゲートが物語の鍵になる』って、
言ってたんだよ。 どうなるんだろうね?




カニ山さん



「なんにしたかて、まずはよ完成させろっちうねん!!
もう何年たっとんねん
ゲームはワインやないんだから、 熟成させすぎて、腐ってまうて。。




ゆきちゃん


「早足だったけど、グランスノアってどんなところなのか、
 アースのみんなにもちょっとはわかってもらえたかな?




カニ山さん


「もうちびっとしたら、もういっぺんしっかりとしたムーンゲートをそーごはんが開けてくれるちうわけや。
そないなら、またグランスノアに来てほしな。

あたしがケツひっぱたいてでも急がせるさかい、今はとにかく待ってんか。


ゆきちゃん


「じゃぁ、アースの皆さん、また会える日まで!!






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